1992-04-24 第123回国会 衆議院 外務委員会 第8号
まことに国際海運界におけるつき合いの悪さというか、国際的な協調性に欠けておると言われても仕方がないのではないかと思います。 平成二年の我が国の海上貿易は、輸出入合計七億六千九百五十万トン、金額にして五十九兆八千七百四十四億と言われております。
まことに国際海運界におけるつき合いの悪さというか、国際的な協調性に欠けておると言われても仕方がないのではないかと思います。 平成二年の我が国の海上貿易は、輸出入合計七億六千九百五十万トン、金額にして五十九兆八千七百四十四億と言われております。
国際海運界における日本のこれからの外航海運政策といいますか、こういうものについて、もう少し突っ込んだ具体的なものを海運当局は考えておられないのですか、お聞かせいただきたいと思います。
○政府委員(鈴木登君) 先生御指摘の点は、船員制度近代化委員会の設置の趣旨のことだと存じますけれども、そこでは、一番大きな問題は、「わが国の船員が快適な労働環境の下でそのすぐれた知識及び技能を十分に活用して意欲的に職務を遂行できる新しい職務体制を整備するとともに、日本船員の運航する日本船舶が国際海運界において比重を増し、日本船員の職域が確保される条件を整備する」のが趣旨なんだということを書いてございます
船員制度の近代化は、このような日本海運の置かれた環境を踏まえ、かつ、近年の船舶の技術革新にも対応して、わが胴の船員が快適な労働環境のもとでそのすぐれた技能を十分に活用し、意欲的に職務を遂行することができる新しい職務体制を確立するとともに、これにより、日本人船員が運航する日本船舶が国際海運界において比重を増し、日本人船員の職域が確保される条件を整備することを目的とするものであります。
先ほど先生のお読みになられたところは、提案理由の中の最初の部分だろうと存じますけれども、その次のところに私ども、「船員制度の近代化は、このような日本海運の置かれた環境を踏まえ、かつ、近年の船舶の技術革新にも対応して、わが国の船員が快適な労働環境のもとでそのすぐれた技能を十分に活用し、意欲的に職務を遂行することができる新しい職務体制を確立するとともに、これにより、日本人船員が運航する日本船舶が国際海運界
船員制度の近代化は、このような日本海運の置かれた環境を踏まえ、かつ、近年の船舶の技術革新にも対応して、わが国の船員が快適な労働環境のもとでそのすぐれた技能を十分に活用し、意欲的に職務を遂行することができる新しい職務体制を確立するとともに、これにより、日本人船員が運航する日本船舶が国際海運界において比重を増し、日本人船員の職域が確保される条件を整備することを目的とするものであります。
原油輸送等に従事する船舶の安全の問題について御質問でございますけれども、確かに国際海運界におきまして、便宜置籍船の安全の問題あるいは環境汚染の問題あるいはそこで働いている船員の福祉といいますかソシアルライフといいますか、そういうものが一つの問題点として提起されておることは事実でございますし、また先生がただいま御指摘ありましたように、世界の海運界、特に先進海運国の国際競争力の状況からしまして、ある程度
しかしながら、便宜置籍船その他の船と同じように、国際海運界におきましても、そういういわば質の悪いと申しますか、技能の劣った船員を乗せておる船に対する批判というものも次第に高まってきておりますし、船主におきましても、そういう空気は十分はだで感じておるようでございまして、少なくともマルシップといえども日本人船員を少しずつでも乗せていく、こういう方向に進みつつあります。
おっしゃるとおりでありますけれども、やはり国際海運界の現実というものを考えるときに、こういうものがときに必要悪のような面も持っておりますので、そこいらのむずかしさがある。しかし、基本的な考え方として、私も考え方の方向としては目黒さんとほぼよく似た考え方を特っております。
この新海運政策の大要につきましては、海運造船合理化審議会の答申そのままでございますが、これは昨年の国会の附帯決議の中にも、すみやかに国際海運界における指導国としての水準を確保させ、業界の自主自立を前提として、新たなる観点に立った海運発展振興策を樹立しなさい、こういう附帯決議を当委員会からいただいているわけでございます。
日本開発銀行に関する外航船舶建造融資利子補給臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 現行海運業の再建整備に関する臨時措置法の下に、わが国海運業は敗戦の痛手を克服し再建整備は順調に進捗しつつあるが、政府は海国日本としての今後のわが国経済に占める海運政策の重要性を一層認識し、速かに国際海運界における指導国としての水準を確保させるため、業界の自主自立を前提として新たなる観点に立った海運発展振興策
しかしながら、これを見定めてから後に、コンテナ化に着手するということ、御存じのように、国際海運界の競争というものは日ごとに激化しております。そして、そういうようなものの荷物シェアというものがすでにきまってきました場合、後発企業というものは非常におくれをとってくる。
そういうようなことはまあ実は仮定の問題でございますので、どういうふうな見通しになるかということは、率直に申し上げて、わからないわけでございますけれども、全般にそういうふうな供給圧力というものがふえ、日本のいわば国際競争及び国際海運界におきますところの日本のシェアというものにとりましては、相当きつい条件になってくるだろうというふうなことを一応私どもとして予想し、また、そういうようなことのために、十分各種
国際海運界が急速にコンテナ船導入計画を進めてきており、わが国としても、これに対処していかなければ、国際競争に立ちおくれてしまうということになってしまう。コンテナ船の建造、コンテナ埠頭の整備と、年々増加していく外貿定期船の貨物量の増加を見越した埠頭の増設整備を早急に行ない、しかも接岸荷役を主とする効率的な埠頭の利用をはかっていくことに対しては、私たちとしても何ら異論をさしはさむものではありません。
○岡本悟君 そこで、そういった方式では急増する外国貿易量に対処できない、こういうことであろうと思うんですが、最近の国際海運界では、御承知のように特に輸送革命とまで言われておるようなコンテナ輸送の問題が取り上げられてまいりまして、すでにわが国におきましても、郵船・昭和海運グループがマトソン会社と提携いたしまして、この九月ですか、十月ですか、第一船が参るようでございます。
国際海運界では、最近急速にコンテナー船導入の計画が進められておりますが、これに対処するためには、わが国でも早急にコンテナー埠頭を整備する等コンテナー輸送体制を整備する必要があります。また、わが国の外貿定期船貨物量は年々増加の一途にありますが、外貿定期船埠頭の整備がおくれているため、港湾の円滑な運営に支障を来たすおそれがある現状にあります。
○金丸政府委員 国際海運界におきましてコンテナ船の導入というようなことでその計画が進んでおりますし、また日本といたしましてもこれに対応してコンテナ船の整備というようなことを考えなければ、世界の海運界におくれをとるという問題もあるわけでありまして、そういう意味で受け入れ体制をしなければならぬ。
○金丸政府委員 この問題につきましては、ただいま御指摘のように、いわゆるコンテナ輸送というものは急速に国際海運界で取り入れておる。日本としてもこれを整備しなければならないというような事態になりました。
そこで現在の国際海運界の情勢からいいまして、わが国でコンテナ輸送を開発してコンテナ埠頭をつくるということが、国際競争上緊急の要請であるというのは異存はないわけでありますけれども、しかしこれを公団方式でやるということにつきましては、そういう公団はなるべくつくらない。
国際海運界では、最近急速にコンテナ船導入の計画が進められておりますが、これに対処するためには、わが国でも早急にコンテナ埠頭を整備する等コンテナ輸送体制を整備する必要があります。また、わが国の外貿定期船貨物量は年々増加の一途にありますが、外貿定期船埠頭の整備がおくれているため、港湾の円滑な運営に支障を来たすおそれがある現状にあります。
○辻政府委員 貿易の自由化に伴います外国用船の問題でございますが、私どもいわゆる伝統的な海運国といたしまして、国際海運というものは自由であるべきだということを、長年、国際海運界のいろいろな問題に対しまして、政府としてはそういう立場をとってきたわけでございます。
航海条項がペルーとインドネシアの場合に入りませんでしたのは、まことにわれわれとしても残念に存じておりますが、先方としましては、国内商船隊を建造して、国際海運界に飛躍したいという政策を立てまして、国内自国船の保護のため種々立法を試みておる段階でございますので、われわれといたしましては、交渉中に従来の方針どおり航海条項を入れ、かつ航海条項においては、ほかの条項と違いまして、自国船も日本船も区別しない内国民待遇